【Webサーバー】エラーコード「500 Internal Server Error」が出る原因と直し方

2 min

エラーコード「500 Internal Server Error」とは?

「500 Internal Server Error」は、Webサーバーがクライアントからのリクエストを処理する際に予期しない内部エラーが発生したことを示すHTTPステータスコードです。Webサイトにアクセスしたときに突然表示されることがあり、原因はサーバー側にあります。

エラーコード「500 Internal Server Error」の原因

  • .htaccessファイルの記述ミス:リダイレクト設定やモジュールの記述に誤りがある場合。
  • PHPやCGIスクリプトのバグ:構文エラーや関数の未定義などによるスクリプトの実行失敗。
  • ファイルやフォルダのパーミッション設定の不備:アクセス権限の設定が適切でない。
  • サーバーリソースの過負荷:同時アクセス数の増加などによるリソース不足。
  • WordPressなどCMSのプラグインやテーマの不具合:互換性のないコードによるエラー。

エラーコード「500 Internal Server Error」の直し方

対処法①:.htaccessファイルの確認と修正

  • サーバー上の.htaccessファイルを開き、記述ミスがないか確認します。
  • 不明な場合は一時的にリネームして、エラーが解消するか確認します。

対処法②:スクリプト(PHP/CGI)のエラーチェック

  • サーバーのエラーログを確認し、PHPやCGIのエラー内容を調査します。
  • 開発環境でコードを検証し、構文エラーや関数エラーを修正します。

対処法③:パーミッション設定の確認

  • ファイルは「644」、ディレクトリは「755」に設定されているか確認します。
  • FTPやホスティングサービスの管理画面から修正可能です。

対処法④:プラグイン・テーマの無効化(WordPressの場合)

  • 管理画面に入れない場合はFTPでアクセスし、「plugins」や「themes」フォルダの名前を一時的に変更して無効化します。
  • エラーが解消されれば、原因となるプラグイン・テーマを特定して対応します。

対処法⑤:サーバーのリソース状況を確認する

  • 同時アクセスの多さやメモリ不足が原因の場合は、サーバーのリソース増強やプラン変更を検討します。
  • 一部のホスティングサービスではアクセス制限が自動で行われることもあります。

まとめ

「500 Internal Server Error」はサーバーの内部エラーで、ユーザー側ではなく提供側の問題です。原因は複数あり、ログの確認や構成ファイルの見直しが重要です。WordPressなどのCMSを使っている場合は、プラグインやテーマが原因であることも多く、切り分けて対処しましょう。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です